慢性腰痛の原因は、大きく分けて2つあります。
①身体的な原因
骨や関節の病気
- 椎間板ヘルニア： 背骨の間にある椎間板が飛び出す病気
- 脊柱管狭窄症： 背骨の管が狭くなり、神経が圧迫される病気
- 変形性脊椎症： 背骨の骨や軟骨が変形する病気
- 骨粗しょう症： 骨密度が低下し、骨折しやすくなる病気
筋肉や靭帯の損傷
- 急性腰痛を繰り返し起こすことで、筋肉や靭帯が慢性的に損傷している場合
内臓の病気
- 腎臓病、膵臓炎、婦人科疾患など、腰痛を伴う内臓の病気が原因である場合
その他
- 姿勢が悪い
- 肥満
- 運動不足
②精神的な原因
ストレス
- ストレスによって筋肉が緊張し、血行不良が起こり、痛みを感じる
うつ病
- うつ病の症状の一つとして、腰痛が現れることがある
不安障害
- 不安障害によって、痛みを感じやすくなる
その他
原因不明
- 上記の原因を調べても、原因が分からない場合
症状
慢性腰痛の症状は、人によって様々ですが、以下のようなものがあります。
- 鈍痛
- 張り
- コリ
- だるさ
- 重さ
- 動かしにくい
- 歩行困難
- 坐位困難
持続期間
慢性腰痛は、3ヶ月以上続く腰痛を指します。
対策
慢性腰痛の対策としては、以下のようなものがあります。
原因を取り除く
- 原因となっている病気があれば、その治療を行う
- ストレスが多い場合は、ストレス解消法を見つける
運動療法
- 医師や理学療法士の指導のもと、適切な運動を行う
理学療法
- マッサージ、電気治療、温熱療法などを行う
薬物療法
- 痛み止めや筋肉弛緩剤などを服用する
手術
- 上記の治療法で改善が見られない場合、手術を行う場合がある
医療機関を受診すべき場合
以下のような場合は、医療機関を受診することが必要です。
- 痛みが強い
- 動かない
- しびれる
- 原因がわからない
- ほかの症状がある
慢性腰痛の予防
慢性腰痛の予防としては、以下のようなものがあります。
- 正しい姿勢を保つ
- 適度な運動をする
- ストレスを溜めない
- 体を冷やさない
- バランスの良い食事をとる
- 十分な睡眠をとる
慢性腰痛は、日常生活に支障をきたすこともあるため、早期に原因を取り除き、対策することが大切です。
当院では、慢性腰痛改善の施術を行っております
当院では、慢性的な痛みに対する施術を行っております。
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